にっき日和
おしながき|前よむ|次よむ
わたしは、いつも一生懸命だったと思います。
まわりが誰ひとり理解してくれなくても、
いつも、精一杯がんばっていると思うのです。
何度踏まれても、
その都度、ひとりで立ち上がってきたと思うのです。
けれどわたしは、
がんばっても、報われないことがあることも知っています。
努力や忍耐の後に、
必ずしも、ごほうびが待っているとは限らないのです。
人生に勝ち負けがあるとしたら、
わたしのこれまでは、
負けの連続だったような気がします。
それとも、そんなふうに考えてしまうこと自体が、
はじめから負けを認めることになるのでしょうか。
こんなわたしは、きっとだめな人間なんでしょうね。
ひとりでがんばるのはつらいです。
いっそ、思い切り泣けたらいいって思います。
そうすれば、
だめな女だけど、可愛げのある女にはなれるでしょう?
けれど、それができないわたしだから、
これからも、「一生懸命」を続けていくのでしょう。
これからも、ずっと。
ぴょん
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