にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2005年10月21日(金) 恩を仇で返される・完

・・・・・・・せいせいしました。

パート社員Iさん(47歳)が、本日退職したのです。

(↑詳細は10/7、10/14の日記を読んでね)



彼女にはヒドイ目に遭わされましたが、

とりあえず本日で完結いたしました、この問題は。

最後まで”いいひと”として辞めていった彼女には、

今でもまこと腹が立ちますが、もう考えないことにいたします。

辞めた人のことなんか、いつまでも考えてもしかたないですから。

ああ、とにかく本当にほっといたしました! (´Д`) ハゥー



それはそうと・・・・・

わたしには一つ課題が残った気がいたします。

この事件の最中、わたしはずっと一つのことを考えていました。

”いいひと”って、いったいどんな人なんでしょう・・・・って。

Iさんの件が勃発して以来というか、この会社に入社以来、

ずっとずっと考え続けたことでした。



笑顔が感じのいい人。

挨拶をきちんとする人。

聞き上手な人。

親切な人。



・・・・往々にして世間一般が呼ぶ”いいひと”って、

つまり、人当たりのよい人って意味だと思うのです。

その意味では、前述のIさんも、

”いいひと”の部類に入ることでしょうね。

けれど人当たりのよい人が、

必ずしも誠実な人ではないということに、

わたしは気づいてしまったのかもしれません。




平穏なときには、誰でも”いいひと”でいられるのです。

何が事が起こるとき、その人の人間性が露呈される気がいたします。

自分の立場を守るためには、卑しい手段をも厭わない人。

嘘、裏切り、仲間割れ・・・・・・人を踏みつけ踏みつけられ。

思えば、入社以来わたしは、そんな場面に何度も出くわしましたっけ。

自分自身が巻き込まれることも多々ありました。

お互い生活がかかっていますから、必死なんです。

こんな職場、こんな連中、吐き気が出るほど嫌だと思うときがあります。

・・・・世間って、こんなものなかもしれませんけど。

今まで知らずに過ごせたことが、幸せだったのかもしれません。




社内に、二人の上司がいます。

二人とも、社内での評判は必ずしも良くありません。

それは、誰から見ても”いいひと”というわけではないという意味です。

けれど、わたしが社内で信頼しているのは、この二人だけです。

そう、二人だけ。

ひとりは、入社以来ずっと頼りにしている上司。

もうひとりは、

耐えかねて逃げ出そうとしたわたしを拾ってくれた上司。




彼らは決して完璧な人間じゃないし、欠点も多々あります。

人当たりもよいとは言えませんから(どちらかといえば無愛想)

彼らを悪く言う人たちもいます。

けれど、わたしは彼らを心から信頼しているのです。

理由は・・・・・

彼らは、嘘をつかないからです。

自分にも他人にも。

それから、汚いマネもしない。

彼らは絶対に、他人を陥れたり裏切ったりしない人たちだなと、

感じるからなのです。

・・・・・買いかぶりすぎでしょうか?

そうかもしれません。




けれど、

彼らがわたしを見限ったとき、

わたしが彼らに絶望したとき・・・・・・・

もしそんな日がやってきたら、

そのときこそ、わたしが会社を去る時期だと感じています。




わたしが求める”いいひと”の最低条件。

実は現在も模索中なのですが、少しだけヒントは得た気がしています。

たぶんそれは、

”信頼に応えることができるひと”なのではないかと・・・・・・・





























ぴょん

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