アイイチ。
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2006年06月20日(火) しかたがないこと

だってそうでしょう。
きみは言ってしまった。
言葉は発せられてしまったワケだから、
その、
出てしまった言葉を消すことはもうできない。

だから、
「もうそんなこと言っちゃダメなんだからね!」と怒る、
しょーがない、どーしよーもないと諦める、
のふたつだけ。

きみの、本当にごめんなさいと言う声に、
私が怒ってもどうにもならないから、
もう、怒ってないよ、と答える。
きみは謝るしかできない。
私は許すしかできない。
まだ好きだから。
喧嘩は喧嘩だけど、コレで別れるほどのものでも…
…うーん、ないだろうしと私は思ったから許したけど、どうかな。
今はまだ「きみが好き」だから、
許したことは間違っていないと思う。

話をすること、
日記を書くこと、
それらを他者多数にさらすことは、
時として危険で、大いなるリスク。

発した言葉、
記した文章、
どんなに消しても、何度も上書きしても、
オリジナルは誰かの記憶に留まる。
記憶は連想される。
そう、広がるんじゃなくて、連想。
最初と最後が絶対違う伝言ゲーム。
尾ひれ背ひれがつかないなんてこと、ありえない。
情報には、聞いた人の感情がプラスされる。
そのプラス分が増えれば増えるほど、
伝わった「事実」は、最初の「事実」より大袈裟で嘘。
でもね、
人間って、大袈裟好きでしょ。
他人の面白いこと好きでしょ。
人の不幸は蜜の味とも言うでしょ。

いい?
忘れないで。
絶対に。
言っていいことと悪いことがある。
書いていいことと悪いことがある。

きみの人格と、わたしの人格を揺るがすその発言は、
もう二度としないと胆に命じなさい。




…と、まぁ、成人向けジャンルだったら
フツーにあるネタなんだろうけど、原因の発言。
それ、親が聞いたら、泣くよ、多分。
あー、バカだバカだ!(笑) 酔っぱらうの当分禁止!!



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