その約束はいつ果たされるか。その願いが叶う日はくるのか。私にはわからない。不確実といえば不確実なのだろう。そんなものは言葉だけだと人は言うかもしれない。それでも私は幸せなのだ。その約束が形として果たされる日が来なくとも。その願いが形として叶う日が来なくとも。その約束をした人が、その願いの元となる想いが、決して私を裏切らないのを知っているから。