![]() |
変わらないね - 2005年03月19日(土) お互いにいろいろと忙しくて、 この前会ってからなんと2年が過ぎてしまった。 大学時代からの親友の けいちゃん との 今日は2年ぶりのデート。 大学卒業後、私はアメリカへ、 けいこはほどなくシンガポールへ行ったので、 その間は電話→FAX→メール(時代の流れを感じるわ)のやりとりだった。 ダイビングは私のずっと先輩だし、 シンガポールから24時間かけてNYへ来て、 そこからカリブへ潜りに行ったよね。 あぁ、懐かしい。 同じ頃に日本に戻ってきて、和のお稽古をいろいろと始めたけいちゃん。 着付けも習って着物をきるようになった。 お互いにダイビングに行く時間もなくなってきたし、 これからは 着物きて遊ぼう! という第一弾は夢二美術館。 けいこの着物姿を見るのは初めてだわ。 ![]() 夢二美術館の前で撮影。 今日のけいこの着物は 白大島 に 赤い塩瀬の帯。 薄いピンクの帯揚げで、帯結びは角だし。 お母様がけいちゃんのお姉さんのために誂えたものだそう。 でも一度も袖を通してなくて、 お姉さんは 一生着ない と言っているらしい。 けいこの雰囲気によく合っている着物だなぁ、と、 白大島、うらやましいぞ。 私はこういう路線が定着かしら・・・ ![]() この日記にも何度も登場する、私が初めて自分で誂えた着物。 本当にこの紬は着やすくて、すごくしっくりきちゃうのだ。 よく着ているからなのか、私の扱いが悪いからなのか、 裾のところが擦れてきたよ〜。 私には初めての白系の帯。 パッと目に入り、これは私のだわ・・・。 とまたまた&また(そんなのばっかり)思ってしまった帯。 どんな柄かと言うと・・・。 ![]() リバーシブルになっていて、 片側には 馬車、ガラスの靴、王冠、 もう片側には 時間を表す 数字。 この帯を変わり文庫結びにした。 ![]() 帯揚げは、ちょっとグレイがかったブルー。 この着物と別の帯とのコーディネートで 買ったものなんだけど、活用度はかなり高く、 困った時の1枚 になっている。 今回の夢二作品のテーマは 夢二流きこなしの美 ということで、 夢二作品に見る、きもの&洋服のきこなし術 だった。 髪型の大切さを実感。 私、今、のばしている最中で、まとめるにはまだまだ短い。 とっても中途半端でボサボサなんだった。 やだなぁ。 ![]() 週末のメニュー 夢二弁当 いただく。 なんて言っても2年ぶりだからね。 話がつきないの。 夢二弁当の味がどうだなんて(普通のランチボックスだった・笑)、 思うひまなく、しゃべるしゃべる。 ![]() 今日はこの後に、千駄木をちょっと散歩して、 その後有楽町へ移動して、 撫松庵の ちょいあそび展 へ行こうという 盛りだくさんな計画なんだけど、全部こなせるかしら。 ![]() 夢二美術館を後にして、まず近くにある、 ponia-pon というアンティークきもの屋さんへ行く。 単純に行けるはずなのに、何故か行き過ぎてしまい、 池之端に出ちゃった。 せっかく来たので、不忍池 でも記念撮影しておこう。 お天気が良かったこともあり、 池にはたくさんのボート(手こぎ&スワン)が浮かんでいる。 がんばって漕いでいる お父さん がたくさんいた。 私たち2人一緒だと、どうも道が分からなくなったり、 寄り道が多くて目的地へなかなかたどり着けない ってことが、 旅行先々ではしょっちゅうだったんだけど、 そういうところもやっぱり変わっていないみたい。 けいこ「ほんとにこの道でいいの?」 私「うん。大丈夫。」 けいこ「その自信はどこから来るの?」 ・・・前からタイミングよく自転車に乗ってお巡りさんがやってくる。 2人「すいませ〜ん(ちょっと若作りして)根津駅はこっちでいいんですか?」 お巡りさん「ここまっすぐで、もうそこですよ。気を付けてくださいね〜」 気を付けてって・・・私達はいったいどこから谷中散策に来たと思われたのか。 (しかも私はこの辺りは何回も来ている・・・) ponia-pon到着。 ![]() ![]() 中では おじさん が三分紐を購入中。 そして、私たちは中に入ると、くしゃみ鼻水がとまらなくなった・・・。 おもちゃのような、かわいい帯留めが目に留まる。 ビーズで作った羽織紐もなかなかかわいい。 帯ってどのくらいの値段なの? とけいちゃんはちらちらリサーチ。 とまらない鼻水に、そろそろ出よう、と退散。 NYでも、フリーマーケットに行くと、埃アレルギーがでたっけ。 少し足を延ばして千駄木へ。 団子坂の上には、知り合いの絵描きさんの家があるので、 この辺りはよく遊びにくる。 団子坂の反対側は、谷中銀座へ通じる通り。 そこまでいかずに、いせ辰 で写真撮影。 ![]() ![]() 猫モチーフの千代紙がたくさん売っていて、 ここへ来るたびに、かわいいなぁ、と一瞬買いたい気持ちになるのだが、 フレームに入れたところで、飾ってしっくりくる我が部屋ではないことを思い出す。 けいこのところにも、 めぐ と アイ という猫が2匹いて、 めぐちゃん(もらってきた時に 目がぐちゃぐちゃだったからついた名前)は、 うちのエトナと同じく腎臓が悪い。 食べているご飯も同じだった。めぐもエトもがんばろう! ![]() 谷中の夕焼けだんだんまで行くと、 まるまる太ったノラ猫たちがいっぱいいるんだけど、 その余波のせい? 千駄木にも猫のグッズがいっぱい。 招き猫専門のお店は、ギャラリーふくふく猫。 ものすごく手の込んだ作品で、お値段もびっくり。 普通サイズで 7万円 とかだった。 ![]() ジャンクで、かわいい。もちろん帯留めとして使うのだ。 銀座へ移動するまえに、乱歩 でお茶。 ![]() そうそう、本日初挑戦のけいちゃんの角だし。 自作帯枕をつかってふんわり感をだすのがコツ。 インターネットのサイトで調べて、それを見ながら結んできたそうで、 (すごい・・・私は本を見たりしてもわからない) クリップを使う帯の結び方は、説明を聞いていると私のと同じみたい。 やわらかい帯だと、手が へたっっ ってたれちゃう、と気にしてたけど、 大丈夫、きれいに結べています。 そして、それは私もいつも思うわ。 母がやわらかい帯が好きなので、そういうものが多い。 そして、母サイズなので、長い。 (おまけに文庫結びができるように、 名古屋帯なのに開いて平らに仕立ててしまう ・・・これは私のリクエストだけど) そうなると、角だしは形を作るのが大変なのだ。 一休みの後は、ちょいあそび展へ。 これはさらっと見て終わり。 全行程終了7時頃。 シンデレラの門限には十分間に合う時間。 今度はけいこの新居で、帯結びお試し会をしましょう。 -
|
![]() |
|