アルテミスの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月30日(土)

ただまっさらに 秋が やってきた

夏の 力を 置いてきた 力の抜けた やさしい自然体の秋

夏の力は もういらないのだと そろりと なでていく・・

力のおわり 祭りの終わり・・・

人々は 来年目指して コートのエリを立て始める。

緩やかな時の流れに 間延びした 日の光に

次の祈りを 込めて ゆっくりと ゆっくりと あてを 探し 帰っていく

眠りの冬を ゆっくりと 静かに迎えるために・・・

命の萌え そっと 褥にくるんで ゆっくりと 眠りに横たわる。

寂しさは 子供が 大人になっていくから・・

寂しさは 祭りの 余韻が そこここに残っているから

静かに 力の入らない 自分を 楽しもう・・・

そっとやわらかな 自然の 思いに 染まってみよう・・

かわりいく 落ち葉の姿・・ 春を目指して 眠りにつく  数々の 夢たち・・

寂しさばかりではなく・・ 帰郷の 懐かしさが きっと  穏やかに 抱いていくだろう・・

ただ 忽然と 秋が やってきた・・


アルテミス |MAIL

My追加