風にふわりと 〜こころのすきま〜
いつもどこかに、 倒れこむ先を探しているような、 そのような気分になることがある。 疲れているのかな。 疲れているのだよ。 そうやって自分を甘やかしてみても、 誰も責めてはくれないことが、 逆に苦しくなる。 自分にどんな価値があるかなど、 考えてみたことがなかった。 ただ、自分はまだやれると、 そんなところでくすぶってはいられないと、 そう感じていた。 将来を、思いえがき、 ただ落胆するだけの生活など、 絶対にするまいと誓った。 ただ将来を悲観し、 その原因を非難するだけの生活など、 絶対にするまいと誓った。 本当は疲れてなどいない。 今は、倒れている暇など、ない。 誰が責めてくれなくとも、 わたしには、やらねばならないことが、 腐るほどあるのだから。 2003年07月17日(木)
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