近所を散歩したら、「私は人の世界にいきてる」っていうことを少し実感した。というのは、人が歩いているのを見ていたら、ちょっと、猫が歩いているのを見ているような感覚におそわれて、そして、人も猫も同じ生き物であり、愛すべき存在なのだ、というようなことを思ったのだ。人は暮らすために、家を自分たちでつくって、ご飯や生活に必要なものを、他の人に提供するために、お店を出したりして、人の役にたってお金をもらって自分もご飯をかって、というように、集まりをつくって生活しているんだ・っていうようなことを思って、街の人たちがいとおしくなった。
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