2003年が明けた。雪のお正月。お昼ごろから、家族で初詣。
今年は、伊勢崎へいった。おみくじは大吉。今年は運気が良さそう。
午後から、母方の実家へ新年のご挨拶へいった。祖父と祖母は、元気
であったが、２年ほど前に会ったときよりも、ずいぶんと小柄になっていた。
祖母が、私の手をとって、泣いた。幼い頃に、私の面倒をみてくれた、
祖母。私は涙をこらえて、心の中で、ありがとう、と言った。小さいころに
遊んだお寺は、昔のままだった。よく連れていってもらった駄菓子屋がまだ
あるかどうか見に行ったが、軒先に形跡だけが残っていた。
人は変わる、街も変わる。しかし、心だけは変わらないでほしい。永遠に。