この間から、熊野のことをずっと書いていますが 熊野には、一年に一度か二度行っているのですが、やっぱり 帰ってもしばらくはホームシックならぬ熊野シックになります。
今回は、本宮大社(巫女の鈴をかいました)、熊野川、 神倉神社、古座の一枚岩、桐原のパッチワークハウス(ぶーわさん手作りの家)、その近くの川と、桃太郎岩、村の神社 に行きました。
新宮駅に着いた時には、駅のポスターに「熊ノコドウ」ドキドキドキ・・と 熊ちゃんが書いてあったけれど、 私が、”熊野古道” と聞いて最初に変換された漢字は 「熊の子道」です。
最初は正しく漢字が思いつかず、上のような書き方を連想しました。 熊の子がトコトコと、歩いていく道のイメージです。
または、熊の子としての「道」(タオ)を極める、修行の道です。
** それはいいとして、今回私がひらめいたことの一つは、 「熊野は日本のインドである」のではないかということです。
インドから来た人が、熊野に移り住んだという話を聴いたから思った のですが、私は、インドに二回行ったことがあるのですが 言われてみたら、インドにどことなく、何かが似ている。 摩訶不思議な土地・・信仰の土地・・太古からのうずまき。 そんな何かが。
それで、前に、ある先生から教わったことで、 日本は、世界全体の大陸の縮小形、写し絵であるというようなことで、 つまり日本の各島が世界の大陸に対応している部分があるという ようなお話を聴いたことがあります。
そうして考えると、多分、熊野(紀伊半島)は、インドにあたると 思うんです。
熊野は日本の子宮、よみがえりの土地、ということを聴きます。 陰と陽の交差する地。
そう考えると、土地のエネルギーがインドと似ていて、 そういう土地には信仰が、歴史が、渦を巻いて流れているのでは というような気がします。
私はインドが大好きでした・・・懐かしいような気持ちになりました。 熊野に行っても懐かしい気持ちになります。
他の場所に行ってもあまりそこまで懐かしい気持ちにはなりません。
例えば、中国とかイタリアとかアメリカにも行きましたが そこまで懐かしくはなくて、やっぱり「異国」に来たという感じがした。
日本でも、九州とか四国とか、色々行って、旅は旅で良いものです あ、北海道だけ、一度懐かしかった気がした。 ただ、生まれ故郷の群馬とかも、確かに懐かしいのですけど それは、今生の、幼稚園の頃とか小学校とかを思い出すという感じで、 もっと、何か、全然時間のスケールの違う懐かしさ。
何か手がかりがあったら知りたいです
* あと、三年前に初めて熊野に行った時の、神秘体験のお話がたくさんあります。 そのお話も今度書いてみたいなと思います♪
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