先日来、お手伝いしていた、お世話になっている方の お母様(86歳)の 手書きのエッセイを、本にするために ずっとタイピングをさせて頂いていたのが、やっと 完成となりそうという段階になりました。
昭和初期の子供時代、青春時代、恋、 戦時中の結婚、そして、戦闘機を作る仕事場、子供、家族への想い。。
人生のいろいろを、文章を打つワープロ打ちをしながらも 追体験させてもらったような気がして、何か、86年という 年月の中にある、「生きること」の意味をずしりと、また はなやかにも、頂いたような気がして感謝しているところです。
私は生まれていなかった時代なのだけれど… 下町の風景とか、本郷とか雑司が谷のあたりの風景とか、 何かが懐かしく。文学的な想い出にひたれるような感覚で 私はあたかもその時代に生きてきて、一緒に懐かしむような思いさえ 感じたのでした。
そして、今、歳月を重ねて年をとっている人に、あった青春時代。 私たちも行く道である老いという、人間の生きるサイクル。 今いる全てのおじいさんにもおばあさんにもあった、恋と、夢と、 そして旅立ってゆくことへの思い。
思いがそこはかとなくめぐらされ、私は、 人生をエッセイに描くことがこんなに素晴らしいことで、 分かち合うことができる、、、いいプレゼントをもらいました。
これが、一冊の本の形となる日がもうすぐ。心待ちにしています。 ぜひ、たくさんの皆さんにも読んでほしいな。。と 想っています。♪♪
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