つぶやきダイアリー
だってこの一日はやっぱり一度しかないのですから。。
明日があるさとは言っても書けるときに書こう!
それでは、私の日常大暴露大会。

2008年02月26日(火) 86年間

先日来、お手伝いしていた、お世話になっている方の
お母様(86歳)の
手書きのエッセイを、本にするために
ずっとタイピングをさせて頂いていたのが、やっと
完成となりそうという段階になりました。

昭和初期の子供時代、青春時代、恋、
戦時中の結婚、そして、戦闘機を作る仕事場、子供、家族への想い。。

人生のいろいろを、文章を打つワープロ打ちをしながらも
追体験させてもらったような気がして、何か、86年という
年月の中にある、「生きること」の意味をずしりと、また
はなやかにも、頂いたような気がして感謝しているところです。

私は生まれていなかった時代なのだけれど…
下町の風景とか、本郷とか雑司が谷のあたりの風景とか、
何かが懐かしく。文学的な想い出にひたれるような感覚で
私はあたかもその時代に生きてきて、一緒に懐かしむような思いさえ
感じたのでした。

そして、今、歳月を重ねて年をとっている人に、あった青春時代。
私たちも行く道である老いという、人間の生きるサイクル。
今いる全てのおじいさんにもおばあさんにもあった、恋と、夢と、
そして旅立ってゆくことへの思い。

思いがそこはかとなくめぐらされ、私は、
人生をエッセイに描くことがこんなに素晴らしいことで、
分かち合うことができる、、、いいプレゼントをもらいました。

これが、一冊の本の形となる日がもうすぐ。心待ちにしています。
ぜひ、たくさんの皆さんにも読んでほしいな。。と
想っています。♪♪


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岡さやか [HOMEPAGE]