東京に迷った気持ちになり、 あてどもなく、 住む町を歩いて本屋に入り、
手にしたのが 『一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある』
という本だった。
ものづくりの本、猫の本、美術の本、 と色々あったが 私がこの日に買ったのは詩の本。
キロロの、「未来へ」、 そして「JUPITER」、 から始まり
谷川俊太郎、まどみちお、 たくさんの詩人が名をつらねている
挿し絵もあまりなく、
文字がページを埋めている その紙面を見ていると
しかもピアノのCD『天使の涙』をかけていると また涙がページをぬらす。
詩の力・・・・・
わたしを動かしているこの言葉のちから。 本当にあるんだ。
だから私も詩を書こう、 はずかしくてもいいから、 ちからづよい詩を書こうと思った。
* 泣きたい夜には、 詩集を片手に、音楽を聴いて、 やさしい気持ちとほんとうの自分を思い出す・・
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