つれづれ
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2002年08月06日(火) すべてがFになる

森博嗣氏の、あまりにも有名なデビュー作。講談社文庫刊。

実はこの本、薦めてもらったのはもう一年半ほども前なのですが、なんとなく
手が伸びないままにこれまで過ごしてきました。
結論から言うと勿体ないコトしたかも知れない、です。

実に読みやすかったです。実質二時間かかったのかな。。
素麺を頂くように、つるつるっといただいてしまった感じ。
わたしにとっては赤川二郎さんの作品に近い印象かな。。

ミステリと言うにはちょっと謎解きがもの足らない感じではありますけど、
ミステリ風味の現代小説として読むなら十分及第点。これから読む作家さんの
一人にラインナップされること確定。


ましろ