小野竹喬生誕百二十年展に行ってきましたよ。よい人になったような気がする。フエルトのような触感の絵です。桃のような。麩焼き煎餅みたいな。水は流れて、鳥は鳴き、雨は葉を打ち、風は梢を揺らしているのだけど、彼の絵はすごーく静かでした。無声映画のようなかんじ。すばらしい。本当に、いいひとになれたような気がする。