あお日記

2002年12月13日(金) 温泉旅行��


 この旅行を計画中はまだ未成年の私も、計画を実行する頃ははれて二十歳になって彼女らの「保護者」ということになる。そういった社会状況は自分に関係のないものだとおもっていたが、その日が近くなるにつれて意識を変えなきゃと思う自分が滑稽だった。

 ハマちゃんの大学合格の報にふれて珍しく私のほうから彼女に電話したその折に、この旅行に参加できそうに無い旨を伝えられたように記憶している。とても残念そうだった彼女も実は私に負けず劣らず奥手(笑)。当然親御さんの許可も出ずそれが表向きの理由だったようだ。

 別の人間を探すことになったが、候補は1人しかいない。彼女らが高校3年になってやっと部室で顔を合わせる様になり、この1年でよく話をするようになった『明』だ。ややボーイッシュな彼女も年齢を重ねるに連れて大人の女性っぽくなってきたように思っていたが、本人はそれを信じていなかった(笑)。いまだに男の子と間違われるといって悩んでおり、とかく自分を「普通」と位置づけたがる人間だった。それは彼女の持つ個性を周囲が表現しきれないで「普通じゃない」と言って片付けていただけのように思う。実は私もその一人だったようだが(^^;; しっかりと彼女だけを見つめれば、自分次第でとても素敵な女性になると思いを馳せる未来が来るとはこの時点で気付く訳も無い。その個性ゆえに、久々に私の琴線にヒットしたのが明だったが、それはこの旅行後のことであり、話をしていてとても楽なハマちゃんと旅行に行きたいというのが本音だった。

 ハマちゃん世代について思い起こすと、当時の自分は人間関係について全くの無力だったことを思い知らされる。すでに守りに入っている受動的な私の態度は今思うと顔から火が出るくらい無責任で刹那的な対応しか出来ていなかった。だからこそ私はこの時期に友人たちと会う気にはならなかったのだろう。彼らにはそれが簡単に露見する。それを恐れる自分も分かっていて改善する気も無い自分も好きではなかった。

 後輩たちの進路も無事決定して卒業を迎えた。旅行はその1週後くらいに実行された。



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