本日のたわごと
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2004年01月10日(土) 本日の舞台

私には第二次観劇ブームが来ていまして、舞台を見まくっています。
本日の観劇は椎名桔平の「ベント」です。
私が想像していたよりエロくなかったなぁ。
そこらへんはガッカリ。
「ベント」はそこそこ有名な舞台で見る前から楽しみにしてました。
ナチス支配化のホモ題材の話です。
有名なのは「言葉SEX」シーン。
ダッハウの収容所で心を通わせた2人の男性が、言葉だけでSEXするシーンがあるのです。
収容所なんで、当然、監視がいまして、本当に肌を寄せ合うことはできません。
離れた位置で、愛撫の言葉だけでお互い感じ合うのです。
この「言葉SEX」シーンがさぞかしエロかろうと期待して見に行きました。

桔平さん、かなーりサラリと演じていた気がします。
他に見た人どうだったのかな?濃いと思ったかな?
腐女子eyesな私には薄くて薄くて、ホンマにこいつが好きなんか?
これでイケたんか?の「???」続き。
あの薄さは、桔平さんの役の解釈でわざとなのか、彼は薄くしか演じられなかったのか。椎名桔平という役者をよく知らない私にはよく分かりません。
個人的には濃い愛の交歓を期待してました。
そうすればラストが泣けたような気がします。

ドイツの思想統制、政治犯が捕まったり、ホモが犯罪だったり・・・。
そういう重い社会情勢もなんだか、サクリと描かれていたように感じましたので、
全体的に軽めの(?)演出だったのかもしれませんね。
暗くて、重くて、エロいな話を期待して行かなければ、
面白かったのかもしれません。
うん、面白かったよ、それなりに。


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