本日のたわごと
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今日はStudioLife公演「ドリアングレイの肖像」を観劇してきました。 私と友人のスケジュールの都合で、マチネ・ソワレの連続観劇です。 あー疲れた。 舞台は、長げえよ、もうちょっとどうにかなんないのかな、とは思ったんですが、 脚本に原作のツボを外したトコロがなかったのであんなモンなんでしょうね。 マチネは、相変わらず、何喋ってるのか理解不能な役者がいたので、 あのオスカー的言葉遊びのやり取りに置いていかれて数回睡魔に襲われました。 ストーリーに起伏が無いので、セリフが分からないと厳しいですね。 ソワレでは、だいたいのセリフが下敷きに入っていたのと、 マチネで滑舌悪かった役者のダブルキャストが喋れる人だったので セリフが全部理解出来、大層楽しく観劇しました。 止まったままのHPの舞台感想がUPできるといいわねぇ(遠い目)
高校生の頃、私的お耽美ブームな時期がありました。 森茉莉、赤江曝、小泉八雲、三島由紀夫、コクトー、etc 文学史の知識が全くないんで、これらが耽美文学に分類されるかは分かりませんが、 綺麗な文章表現、唯美主義チック、仄かに同性愛、廃頽的、幻想的、怪奇的 そんな雰囲気を探しては読んでいたのです。 この時期、ちょっとオスカー・ワイルドもハマったハズなんですが・・・ 今回の上演に際して読み返して見たら、どうもツマラン。 美的感覚変わったんでしょうか?私(笑)
高校生の頃夢中になった理由は、ドリアン、ヘンリー、バジルの同性愛的三角関係の暗示、 時代背景的に描けない事なので軽く匂わせているところが気にいっていたのだと思います。 今回読んでね、女を蔑ろにしすぎ!下にしすぎ!って頭に来たんだよね(笑) 仕方ねーだろホモなんだから(大笑) でも、唯美と廃頽を昔ほど愛さなくなったのも事実。 オトナになって現実見えちゃったよね。 たとえ二次元でもそれを求めなくなっちゃったのよね。
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