本日のたわごと
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2004年09月19日(日) 特別な景色

今日は巾着田へハイキングに行きました。
インドアなオタクで飲んだくれな私ですが、トレッキングとハイキングはするんです。
母が以前老人ハイキングの会に入っていたので、その会に同行したり母と2人で行ったりしたし、
一番仲良しの友人の両親の趣味がトレッキングなので、その仲間と一緒に行ったり、
彼氏の趣味が山登りなんで一緒に登ったりと、結構私の周りは山登りなのです。

巾着田は曼珠沙華の最盛期、市をあげてイベントをやっていました。
花は一部枯れはじめていましたが、満開でとても綺麗でした。
でも、花を美しいと思う以上に、車の渋滞と排気ガスが不愉快で、
あまり花を美しいと思えずに帰ってきてしまいました。
立地上仕方ないんだけど、結構花の近くまで駐車場なんですよね。
駅から河原まで渋滞でピクリとも動かない車の脇を歩き、
河原に着いたら、駐車場をうろつく車の間を縫ってあるく・・・。
ハイキングのモデルコースとして設定されている、細い小道(車両可の道ではある)を、すごいスピードで抜ける車。
帰る頃にはガスで肺がムカムカしました。
ヘビースモーカーの私が言うのもなんだが。

人をたくさん呼ぶ為には駐車場って必要なのは分かるんだけど・・・。
車ってそんなに必要?車でこなくちゃ駄目なの?
みなさん車にたより過ぎていませんか?
基本的に、苦労しないで美しい自然を見ようとする態度が、
大大大大・・・以下続く・・大嫌いなのね。
車で目前まで乗り付けて、足元ピンヒールで、彼氏の腕にぶら下がって、
「わー!キレー」って、ホントに綺麗と思ってねぇだろって思う。
(まぁ、偏見だがな。きっと本当に綺麗だと思っているんだよね。)
そこら辺、尾瀬とか屋久島とか私は好きなんですね、
この山を越えた者しか見る事が出来ない景色というものがあるから。
まぁ、優越感とか自己満足とかつまらん自慢とか奢りってやつなんですけどね。

巾着田はもう暫くいいです。ここ数年、紅葉時期のいろは坂に行っていないくらい
もういいです。
あの緋色の絨毯の景色は惜しい気もしますが、諦めます。
あと数ヶ月で紅葉のシーズンです。
街道をドライブするだけじゃなくて、ちょっと車を降りてみませんか?
できればちょっと歩いてみませんか?
歩いた分だけ、ちょっと特別な美しさが見られますよ。

ちょっと熱く語ってみました。
彼氏は穏やかな人なので「別に車で見にきたっていいやんかぁ〜」と
呟いていました。悪かったな、心が狭いんだよ。


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