本日のたわごと
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今日は「イズ・エー」という映画を見てきました。 姜くんが出演しているんで、見たいなって思っていました。
14歳で無差別爆破事件を起こした少年が4年後のお話。 少年法に守られ4年で出所し普通の生活に戻った少年、 彼に愛する家族を殺された刑事の憎悪と憤り、少年の父親の葛藤。 少年は4年で改心したのか?立場の違う父親の戦い。 ものすごーく、簡単に説明するとこんな感じです。
・・・・後味悪っっっ!! もう終わる映画だから、ちょっとネタバレちっくに話します。 少年の心は全く変わっておらず、また大量の人を殺します。 感覚で彼がぶち壊したいもの、彼を殺人に向かわせるものは分かりましたが、 言葉で説明できません。 少年自体に主張がなく曖昧な男の子だったからかな? キレる若者でもなく、分かりやすいチンピラでもなく、静かで頭の良い狂気を秘めた少年でした。 小栗くんは、セリフが少ないながらも上手くこのクールな不思議ちゃんを演じていましたね。 津田さんの狂気と内藤さんの困惑しながらも息子を愛し続けるお父さん姿も良かったです。 しかし全キャラ救いがないエンディングだったわ。 パンフレットに復讐劇・活劇が根底にあるような事が書いてあってちょっと納得。 だから、なにも問題が解決しないのにそして誰も居なくなった的終わりなんだな。 誰1人として、暖かな希望を持つことなく終わってしまいました。 (大半の登場人物は人生さえも終わってた) あんな悲しい気持ちのまま死ぬのやだなぁ。 唯一、少年に2度も殺されかかったデート嬢だけちょっと明るい兆しがあったかな。 彼女があの映画の救いなんだろうか? でもとても良い(?)考えさせられる映画でした。見て良かったです。
姜くんは、最初ストーリーと彼の役所を聞いた時、ほんのチョイ役だと思ってました。 彼の映画出演実績の為だけに名前が乗ってるんだなぁって。 単純に説明すると、少年の悪い仲間役です。 でも見てみてビックリ。ちゃんと必要な役でした。 しかも、あんな暗い話の中で腐女子心をそそる役じゃなーい。 さすがだノブ(笑)なにがさすが?? 小栗くんに抱きしめられるシーンと、撃ち殺させる寸前の笑顔はやられました。 もう少し話が明るかったらと、私に創作意欲がある時期だったら、本が出来てました(笑)
小栗くんが出演してるんでDVD化をするでしょうから、見てみて下さい。
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