本日のたわごと
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2005年02月09日(水) あの半島について考えた

世の中がサッカー日本代表VS北朝鮮代表に盛り上がっているなか、
なぜか「パッチギ」を見に行ってきました。
べつに朝鮮繋がりというわけではなく、本日水曜レディースデイだからなんですけどね。

一番の感想は「塩瞬演技上手くなったねぇ(感涙)」でした。
ハリケンの眩暈のする演技以来の塩瞬の演技だったもので、
演技の上達ぶりに熱い涙が流れました。青田買いの基本だね(笑)
井筒監督は「こちとら自腹じゃ」の出演のせいでちょっと敬遠されがちですが、
私は結構いい映画を撮る人だと思います。
人の好みは様々なんで嫌いな人認めない人は多々いるかと思いますが、
私的には「人の映画色々言うだけの事はしている人だ」という印象。

映画の内容は、朝鮮学校と地元高校の男の子同士の抗争と朝鮮学校の女の子と地元高校の男の子の恋の話が絡んでいる話。
日本人の一部の人の朝鮮人に対する無くならない差別と
延々とこじれている日朝関係を見て感じていただければ・・・そんな感情の話です。
ものすごくタイムリーになってしまったけど、井筒さんいつからこの構想あったのかなぁ。
私は「私に差別や偏見はありません」って声高に言うつもりはないんです。
でも、最近の韓流ブームに思う事は、韓国スターは格好良くって、韓国人は親近感あって・・・って北朝鮮国民も同じ民族なんじゃないのか?って思ってて。
北朝鮮は嫌い朝鮮学校の子は友達になっちゃいけません、でもサッカーの安選手は格好良いとか無茶苦茶言ってるアホと消えろとか思ってて。
なんか、そんなあの半島に対する思いちょっと整理がついた映画でした。
でもちょっと説教くさいというか説明くさいというか、井筒さんこのセリフストレートすぎてかえってひくってセリフもありましたけど。
なにげにオダジョが出演してました。
イカれたちょっと面白いお兄さんでした。


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