403 Forbidden

2004年03月14日(日) 悔しい

日付が替わるころに大学の時の友人から電話が掛かってきた。
で、本当に久しぶりに話をした。
その彼の嫁さんに子供が出来たのだが、
子宮に腫瘍があって騙し騙し妊娠を継続しているのだそうだ。
明るく語ってはいたのだが、その負担は相当なものだろう。
僕の周りの人は、どうしてかちょっとした病気の人が多い。

こっちはこっちで大変だよと慰め半分で
自分の状況とか、思っていることとかを話すと、
「あいかわらずやねえ」と言われる。
自分としては、大学を出てからもう何年も経っているので
考えや立場、方向性なんかも大きく変わっているように思っていたのだが、
そんなことを言われてなんだか悔しい。

だが、昔から彼は見抜く目を持っているのだ。
だから何も言えなくなる。
「まあ、どんな形でもさ、幸せになれればいいねぇ」と
呑気に言ってのける彼を本当は少し尊敬している。

彼と共通の友人に以前に書いた大阪出身の友人がいて、
また再会できることも楽しみにしていた。
ケーキ屋でバイトをしている女の子に恋をした彼に付き添って、
意味も無く何度もケーキを買いに行ったことを思い出す。

今出来ることを、真剣に行っていく。
幸せから遠回りしていても、ベクトルがそちらに向いていれば大丈夫。
そんなことを確認して、電話を切った。


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