403 Forbidden

2004年03月18日(木) シーソー

昨日なんの仕事をしていたのかと言えば、
この前作曲を頼まれた友達から、
その曲を長くしてくれ、という依頼があったからだ。
それも実質2日しか余裕が無い。

また久しぶりに編曲をすることになるとは思わず、
頭が切り替わるのに時間が掛かった。
結局締め切りギリギリにメールで送ってはみたものの、
かなりのやっつけ仕事で正直イマイチ。

今日は今日で、寝不足の上に薬を飲んだ所為で
午前中からウトウトしていた。
薬が切れたら切れたで、溜め込んだ言葉を吐き出したい衝動に駆られ、
午後はずっといろいろ考えていた。

一度言葉に出してしまえば楽になるのだろうけれども、
自分がただ楽になるためだけに言葉にするわけにはいかない。
言葉は一度表に出れば言霊として意思を持つのだから。
そしてそれを発する場所や相手もよく考えなければいけないのだろう。

でも、伝えなければならない。
たとえ、この微妙な感情を正確に伝達できる方法があったとしても、
僕は言葉に乗せて伝えなければならない。
---
僕は君のことが好きで、それは今も少しも変わらない。
でも、それを現実にするのは無理だと決断した。
その決断について、僕は後悔はしていない。
いや、本当は後悔しているのだけれど、
後悔することを後悔していないと言うべきかもしれない。

いま考えていることは、このまま現実に流されて
この想いが変わっていってしまうのではないかという恐れ、
それとは逆に僕がこのままでは君も進むことができないのではないか、という
シーソーのような気持ちがあるということ。

これをここに書くのは少し憚れたけれども、
「嘘をつかない」という約束のために。

そして、自分のために、ここに記すことにする。
同じことを、彼女に話すつもりだ。


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