午前中の半日会社を休んだ。 まあ、ずる休みだ。 だがサボリ癖がつかないうちに、と 気合いを入れ直して会社へと向かった。
行ったら行ったでしっかり働いてしまうのが 還って良くないのだろう。 仕事はあまり楽しくない。 客先で孤独のなか、一人石を積むような作業は 目的意識を強くしないと 何をしているのだか見失ってしまうことになる。
そんなことをたまたまコチラに来ていた同僚に言うと、 だったら上司に話してみれば、という。 もともと今の仕事は自分から志願してのものだし 通勤時間さえ目を瞑れば仕事自体は楽だし、 と言っているそばから、 自分でも「こりゃ文句の一つも言った方がいいな」と いう気持ちになる。 こういった突っ込んだ話が普段出来ないのが 本当は辛いのだ。酒でも飲めれば楽なのだが。
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病院も慣れてきた。 というか俺が替わりに入院したい。 いや、そんなことを言ってはいけないな。 平和な世の中において、 あそこほど戦っている人ばかりのところはない。 そして生きようという力が強いところも。
強く生きている人を見て、 ああなりたいと切に思う。 俺は弱い。
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