唯一君のことを正確に話したことのある友人が、 昨日君と僕が一緒に居る夢を見た、と言った。 それが木曜日のことだったが、 その日は君のブログが久方ぶりに更新されていて、 そこに僕以外の人のことを書かれていたことで、 僕は酷く憂鬱になっていたところだったので、 絶妙のタイミングで追い討ちを掛けられたようで 逆に今こそ何か運命的なものが起きたのではないかと、 期待寄りに偏った錯覚を思う程だった。
夢の中で君は少し歳を取って、日焼けをしていたという。 僕はそれを聞いてありえなさそうだなあと思う。 錯覚も、妄想だ。
僕は君にとって何だったのかと思う。そして後悔は根強いようだ。 運命という言葉を信じていたこともあったが、 それは自分の行動が伴ってこそ言えるものだと気が付いたのは 本当に最近になってからのこと、 それこそ今年に入ってから、のことである。
神は、自ら助く者を助く。 僕は、彼女と別れようとするにあたり、 できるだけ周りに迷惑を掛けないように、という選択をした。 君の事を告白して、 逢わせろ、と言われ、 それは出来ない、と言った時点で 僕は君に逢うことは出来なくなった。 その選択をした所為で、 僕は未だにケリをつけずに、 むしろ今の関係を回復させようとさえすることもあるのだ。 矛盾を感じて続けていながら、毎日を生きている。
君が他の誰かに向けてどんな表情を向けているのかと思うと 心臓の下辺りが握り潰されて、 その辺りの血管が収縮に耐え切れずに老朽化したゴムのように なってしまっているんじゃないかと感じられる。 寿命が縮んでいるんだろうよ、と思うのだ。 つい何週間前までは、そろそろ吹っ切れたような気がするなと 全く勝手に思っていたのだが、未だに君の存在は大きい。
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まあこんなことを書くのは、 良くも悪くも、今思っていること、抱えていることを全て、 どうにか形にして記録してやろうという魂胆からだ。 いつかはここで、俺は幸せになったのだと叫べるような、 そんな選択を続けるには、 生きている上でのログを残し続けて、 常に反省を自らに促そうという気持ちからである。
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君の幸せを願う一方で、僕はいつも卑怯だ。 ただ楽になりたい、こともあるんだよなぁ。
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