"A" Jam Blues

2003年01月10日(金) 初めての即興舞踏

友人Sの弟がアコーディオンで参加している舞踏を見た。
メインは、上から下まで、そして顔も肌も白で固めた、舞踏家。

最初の数分は、まったく動いているようには見えなかったし、
楽器からも音は出ない。

そのうち、少しずつ動き出す。やや病的に。
その様は、僕に能を思い出させた。

そして、時とともにそれらは変化していく。
時に、ただ立っているだけ。
時に、狂おしく。
時に、切なく、
時に、求めながら。

アコーディオンという楽器は、
僕に生命の呼吸や、潮の満ち引きを思い起こさせる。

舞踏はパフォーミングアーツの中でも、
僕が特に疎いジャンルだ。
手始めに今度、「山海塾」の集団舞踏を見てみたい。
今Webサイトを調べたら、
次日本に帰ってくるのは、今年の9月-10月か。

ずいぶん待ち遠しくなりそうだ。


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