"A" Jam Blues

2003年01月15日(水) 恋愛論(3)〜お茶を濁してさようなら

【恋愛に関して完全に無知な男によるいかがわしい恋愛論(3)】

!警告! ここに記された内容に基づいてあなたが行動したことによる一
切の結果に関して、筆者はいかなる責任も持たないものとします。

シリコンバレーのビジネスならば、"最後のせりふ"は
「次の理由により、あなたの提案は受け入れられない。
理由1:なになに、理由2:ほげほげ、理由3:blah blah」
といった具合。

女性が男性を振るときも、こうだったら、さぞわかり
やすいだろうに。
「やっぱこの男性とはつきあえない」と思った場合、
日本の女性たちは尻すぼまり的に連絡を絶っていくのが
一般的ではないだろうか。

否定的なことをあいまいにしがちなことは、彼女たちの
いいところでもあり、悪いところでもある。
「いやならいやといえばいい」では通じないのが日本人女性だ。

言葉でいろんなことを明確にし、暗黙の前提や本音と建て前の
違いが少ない文化(verbal culture)をもつアメリカに少しの
間住んでいただけに、これはやりにくいと思わざるをえない。

彼女たちの言葉を鵜呑みにしてはいけない。

たとえば、自分を卑下するようなことばを連発するタイプの女性
に対して、「もっと自分に自信を持って輝いている人が好み」
と言ったら、切れた、切れた! 泣いた!
(あとから振り返ると、我ながらこれはひどいと思う)

最初のデートで、「私半分払うわ」といって、
「ああ、そう、じゃ払って」と答えたら、
人によっては次の回会ってもらえないだろうな。

「お誘いありがとう。しばらく仕事が忙しくなって来月は
無理そうです」。
文面がこれだけならば、僕は「じゃあ再来月ならいつ会える?」
という野暮なことは聞かない。これでさようなら。


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