2004年07月25日(日) |
「すみません」と言い過ぎな日本人 |
「すみません」の気になる用法
・「すみません、駅はどちらですか?」:これは気にならない。 ・「すみません、降ります」(エレベータで):これも気にならない。 ・「すみません、カレーになります」(レストランで):これは気になる。 ちなみに、「・・になります」も気になる。「失礼いたします。 カレーをお持ちしました」くらいが適切な言い回しだと思うのだが。 ・「すみません、5000円になります。」(レストランの会計で): 気になる。「すみません」は不要。代わりに「お預かりします」など。 ・「すみません、ただいま○○は席を外しております。」(会社で): 謝る必要はない。だれかが不在であることは、電話をとった人の責任では ないので。
結局、自分の行動が、知らないうちに相手の気分を害していたときでも、 いざこざが起こらないように、保険の意味で気軽に「すみません」と 言ってしまっているのではないか? 特に飲食店で、そのことばの あまりの多さが気になってしかたがない。 アメリカみたいに訴えられないようになかなか謝らない、謝ったら 負けみたいな風土もどうかと思うけど、謝り続けて卑屈になるのも いやだなあ。
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