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■ 歴史は繰り返される?
私の父は、大きな呉服屋の息子で、その父はお妾さんをかこうような呉服屋の旦那だったらしい。父は次男坊だったので、親からほとんどいらない者扱いで、それを可愛そうだと言って、お妾さんが特に可愛がってくれたという。 そんな父は家庭に対して「自分は絶対浮気はしない!」と誓っていたそうだ。 事実、父はただの一度も女性問題を引き起こした事はない。しかし、父は、自分で立てた誓いのために、無理に自分の欲望を押さえていたのではなさそうだ。 父は心底、母以外の女性に色っぽくされるのが嫌いらしい。「虫唾が走る」と言っていた。恐らく、子供の頃の経験が影響しているのだろう。
私の母は、幼くして父を亡くし、その母は行商をしながら女手一つで子供3人を育て上げたような気丈な人だったらしい。しかし、母も子供の頃には、「方親」という事で、辛く悲しく寂しい想いを沢山して来たらしい。だから、母は、父からどんなにひどい仕打ちを受けても、絶対に離婚はしない、子供を方親にはしないと頑張って来たのだろうか?
そんな両親に育てられた私なのに、私は夫以外の人を好きになり、子供への負担を承知で離婚しようとしている。こんな母親に育てられた娘はまた、「浮気はしない!」「離婚しない!」を家庭の目標にするのだろうか?
2002年05月22日(水)
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