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ゴダードの作品。その3 一人の作者の本を読むと次々読んでみたくなる私の癖。 「蒼穹のかなたへ」上下 今までのは時代をかなり幅広く設定されていたが この作品はそれらに比べると、短い時間設定になっている。 どこまで読み進んでも悪人が見つからない。 でもどこかに間違いなく犯人はいる。 軸になっているのは主人公ハリーと、いつも、素晴らしい笑顔で優しく接してくれる、アラン・ダイサード。 私はアランの顔としぐさをなんとなく想像しながらすっかりファンになり読み進んでいった。 エンディングの、実にむごたらしい場面が、あまりにショックで何度も読み返してしまった。 でもそこで終わっていたらよかったのだが最後のいかにもとってつけたような部分はちょっといただけないなと思った。 ハリーに子供がいたという設定で次の本が文庫になっているのでまた買うつもりだ。
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