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もう5月も終わり。 あっというまに、時間が過ぎていく・・なぜか、毎日ひどく早くて、 今日、久しぶりに、おばあちゃんと犬に会った。 なぜ、あのわんちゃんは、あそこまでやさしいのだろう。 間違いなく、彼は(だと勝手に思っている) 自分が、おばあちゃんを護っていると信じている。 今日読んだ本に心に残る言葉があったので 「なに?」 「とても美しい女性だった」 「それが口実になるというような言い方ね」 「口実じゃない。一つの解釈だ。 ああいう輩は、綺麗なものや貴重なものを見ると、懐かしくなるんだ。 見たり・・触れたりするだけでは満足できない。 自分のものに出来なければ、打ち砕く」 「そうね」 「そして、残された私たちは、かけらを拾い集める」 だが集まったものは少ない。 あまりにも広く散らばってしまった。 しかも、鋭い破片に触れようものなら、血を流すことになる。・・・
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