最近見た、ビデオ「コンタクト」ひさびさに、感動した。 1997年製作だから古いかもしれないが、上映された当時見逃していた。知人が貸してくれたこともありゆっくりと見れた。 小さいころから宇宙に行くこと(というより、異星人に会うことかな)を、夢見ていた少女が、最後に本当に、経験することになるのだが・・ これは、実際の科学者が書いた原作がある。 いつの時代にも、科学と宗教は、相対するものとされてきたが、 この科学者は、最後に、事実と宗教は、合い通じるといいたかったのかも・・・・ エリーの父親の言葉、「こんなに広いスペースだもの。地球人だけじゃもったいない」この言葉が、ずっと最後まで、エリーの胸にあり、彼女は、教師として生きることになる。 しかし、ものすごい資金をかけて、マシンを作っていくのだが、ああいう部分は、アメリカ的と言うか、日本では考えられないな。 時に、日本人が描かれていたがそのところは、ちょっとおかしいし、 何の必要があったのかなと、思ったが。 彼女が、マシンで、ベガへとび、父親の姿の異星人にあって帰ってくる。 でも、それは地球時間のほんの数秒?誰も信じない。 問い詰められて、彼女が答える。 「証明も証拠もない、でも事実です。」 きっと彼女は、そのとき、初めて、神の存在を知ったと思う。 ほかに、表す方法はないのだから。 ラストのシーンで、ビデオには、何も写っていないが、18時間も回っている・・・ この事実は、彼女は、知らなかったのだろう。 信頼とは、ああいう極限のときに改めて、人の心にわきあがる感情かもしれない。
|