日々の思い

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ははきぎ(箒木)
2002年04月15日(月)

夕べ夜半から、しっかりとした雨の音。
昨日はまるで夏のような一日だったのに。

雨音を聞きながら先日、山歩きをしたときに見つけた、小さな祠に立てかけてあった、手作りの箒を思い出しました。

ほうき草という春先に芽吹き、夏に新緑、秋に実を結び真っ赤に紅葉する一年草があるのです。その草を、手元を結んで、乾燥させる。
そして、形を整えると、小さな手ほうきができるのですが・・・
その芽がたくさん出たので、もらいにおいでというので、今年は、私も、育ててみようと思っています。
それから連想するのは、源氏物語にある「ははきぎ」のはなし。
雨夜の品定めは有名な源氏物語、帚木(ははきぎ)にあるくだり。
光の君と空蝉の間で、和歌が交わされるのですが、
「あるように見えてそばによれば、(あなたの姿は)、見えない。」と、源氏
私は(ははきぎに)姿を変えたのです。」と、空蝉
この時代の意志の伝達方法は、今の私たちよりも、数段、心に響くものだったように思います。
この、「ははきぎ」という言葉、母の意味でも使われています。

「沙羅 源氏物語」のサイトにはお母様が、読まれたうたが、載せてあります。
悲しみに満ちた母の思いです。




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