キッシンジャーの日々
キッシンジャー



 青春

今夜はちょいと寄り道したのさ。

何処に、だって?

決まってるだろ。

この世の何処かさ。


まあ、そこでちょっと何気なくラジオを流してタバコを燻らせてたのさ。

酔いどれ青春午前様ってやつさ。


そしたらやけに気分が良くなったのさ。

青春はいい。

単純でいい。

みんなバカで、不器用で、泥臭くて、甘ったれで、

それでいて、涙が出るほどかっこいい。


「俺も若かったなあ」

なんてぼやいてみる。


えげつないほど、カッコ悪い…


そこで、

「ええい、そんなんでどうする。こんな自分じゃ駄目だ」

と叱咤してみる。


吐き気がするほど、ダサい…


「じゃあどうすりゃいいんだよ!?」

ってな感じで、自問する。


本当にしょーもない。


相変わらず、何もない、何もしてないことにグダグダしてやがる。

考えたってしょうがないのによ。


奴は言ったさ。

「これから迎える全ての瞬間を、楽しめ」


青春だ、これが青春ってもんだ。


ブルース・リーも言ったさ。

「Don't think.Feel!」


なにうだつのあがらねえことやってんだ、と。

なにしけたツラしてんだ、と。

生きてんなら、この世に存在してんなら、やれること目一杯やってみい、と。


久々に目が醒めたね。

「ような気がする」じゃねえ。

目が醒めたんだ。

目ン玉ひん剥かれる気分だぜ。


そうなんだよ、その通りなんだよ。

生きてるんなら、文句言う前にやることやれよってことなんだよな。

できちゃいねえ、全然出来ちゃいねえ。


猪木にビンタされるのは、

というより

猪木が誰かにビンタするのは

こういうことでもあるんだ。


何気にそう思う。余談だけど。


とりあえず、この言葉はどんなことしてても当てはまるような気がする。

これから、なんとかこの言葉に負けないよう頑張っていこうと思います。

では、また。


「悔いの残る昨日があるなら、悔いの残らない今日を生きろ」
                by キッシンジャー(つーか、俺)

2003年06月04日(水)
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