キッシンジャーの日々
キッシンジャー



 いずれまた…

以前、彼女と歩いた道を、

今は一人で歩いてみる。

ちょっと寂しくて、

でも、その一歩一歩が確実に

僕を前へと進めている。

日曜の駅前はにぎやかで、

おばあちゃんが一人、

何をするわけでもなく、日向ぼっこ。

初秋の風は気持ち良く、

秋晴れの夕空を眺める。

耳に流れる『ハイウェイ』が

切ないメロディで僕を誘う。


それは晴れた日の午後三時だった。

2005年10月30日(日)
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