いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年09月06日(金) ピンクチラシ撤去に税金2000万円投入

今日は、区議会都市整備委員会が開催された。委員会というのは、理事者(区の管理職)から、前回以降の報告事項が説明され、それに各委員が要望やら質問をする、というのが一般的な流れである。また、区民の方から出された、陳情(議員の紹介のないもの)、請願(紹介議員のあるもの)の審査もおこなう。今回、私が質問した大きな問題は、10月2日に、警察、区、関係団体と行う、不法掲示物撤去についてである。道路上に放置されている”ステ看”の撤去には、年間2000万円以上の区民の税金が投入されている。そして、おかしいのは、撤去費用を相手に請求していないのである。区民が自転車を放置すると、3000円の撤去費用を徴収する。ところが、確信犯である、”ステ看”は、税金で撤去する。何か、おかしくないだろうか。絶対におかしい。担当課長に正すと、”看板を作った者、つけた者、依頼した者のいずれか、特定が難しい”と。冗談じゃない!そんなもんは、受益者である、看板に書いてある業者に請求すればいいのだ。”道路法上、困難である。”だの、”民法上、看板には財産権がある”だの、得意の”出来ない理由”の開陳が始まる。このことが、この国の行政をおかしくしている。そんなもん、運用で、なんとでもなるだろう。担当が、本気でやるか、仕事だからやっているか、その違いだと思う。10月2日以降、大田区から、違法看板が、なくなるよう気体したい。何しろ、区長曰く”駅前は、区の床の間”なのだから。


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