生きていることに違和感を覚えた。だって、あたしはあたしの中に神様の類は住んでいないから。なのに母親は「あなたのため」といい、あたしに精神的負担を負わせていることに気がつかずいる。朝、 「(精舎の)門のところでまっているから。」といった。学校に遅れたくなかった。
いやだ。いきたくない。絶対に和泉を認めようとしないところになんて。
どうしてほおっておいてくれないの。あたしは、あたしの思うようにしか生きられないのに。 あたしから男を誘ったとして、何が悪いの。
イメージを押し付けておいて、そうじゃないと分かりかけると 「どうせあんたなんか、そんな態度じゃいまに乞食だ」(だから宗教をやれといいたいらしい) (一時間分くらい省略してます。結論としてはこんな感じ) 「どうせあの男もおまえが誘ったんだろう」 「なんて軽はずみなんだ。異常だ。異常だ。私の育て方じゃないだろう」 「いつまでもあのことのせいにするな。もっと傷が深いのはオニイチャンのほうなんだ」
あたしは、あたしで。
いちゃ、いけない?
身体が死んでしまえば、いい? 勝手に妄想しててください。妄想の中で涎たらして。幸せでいれば。
だけどあたしは「いかない」というためだけに行ってしまった。 そして和泉も半分くらい逝ってしまった。
助けて。いや、誰にも無理。でもあたしにも無理。 なんでなんでなんでなんでなんで。 なんで? どうしてあたしはここにいて ココロのようなものをもっていて 息をしているの。
意味ないじゃん。
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