ひとりごと
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2002年10月28日(月) 感覚の順応性

この部屋とも2年ちょっとの付き合いになるでしょうか。

越してきたときは、薄暗くて、押入れは黒カビだらけで、なんつー気色の悪い

部屋なんだろうと、そっと涙しましたが、住まば都。

人間って、どんな環境にも順応していくもんなんですね。


まあ、今も、私のパソコンデスクの斜め45度上方に、白い蜘蛛の巣がフンワリ

とかかっているのですが、毎日お見かけするので、取ろうという気も起きず、

今日もそこに浮かんでいるわけです。

人間って、どんな環境にも順応していくもんなんですね。

(蜘蛛の巣の掃除くらい、ちゃんとしろよ)




狭い部屋を毎日行き来していれば、もう間取りなんかも感覚で、頭にバッチリ

インプットされちゃってるわけでして、もう足先など確認することなく、大胆

かつスピーディーに行動するわけです。


そして、


子どもが勝手に移動させた踏み台に、弁慶の泣き所を強打して絶叫し、

積み木(三角の尖った方)を踏みつけて絶叫する。


なぜ、こういう部分を学習しないんだろう。わたしという人間は。



昨日は、居間の入り口の壁に、足の小指を「突き指」しました。

「コキッ」って軽い感じの音とは対照的に、その衝撃は悶絶の極み。

地味なアクションののち、ひたすら苦痛に耐えている私に、夫の冷ややかな一言は……。


「バカじゃねえ?」


おお、そうだとも。 何でしょっちゅう同じ場所に、小指を打ち付けてるん

だ、ワシという女は?

環境への順応ということはあっても、感覚の順応性というのはないとみた。

わたしの場合は。

 


cocco |HomePage

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