ひとりごと
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2003年02月06日(木) |
怖い話その1(夢から覚めても編) |
怖い夢をみた。
私はまだ子どもだった。
おじさんに手を引かれて、林の中を歩いている。
すこし歩くと、草の生い茂る中に女の死体が転がっていた。
女の死体の膝小僧に、恐ろしく歪んだ亡霊の顔が浮かび上がっている。
生々しい形相でこちらを睨んでいる。
夢から覚めると、全身がバクバクと脈打っていた。
部屋はまだ暗闇に包まれている。
それでしばらく動けないでいると、裏手の駐車場からブルトーザーの音が響いてきた。
除雪機のランプがクルクルと回って、暗い部屋の中を照らす。
(もう朝なのか……。六時くらいになるのかな?)
ちょっと怖かったけど、起きてしまえいっと布団をでた。
居間の電気をつけ、時間を確認しようとFAXの液晶画面をのぞき込むと……。
―― am4:44 ――
……………………。
マジっすか?
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