CYMA’S MURMUR

2002年06月09日(日)   とんだ週末

始まりは順調かと思えた週末。
続々トラブル発生。

久々に休日らしくノンビリ過ごした土曜日。
たまにはおいしいものでも、と料理なんかしたのが運の尽き。

なぜだか鍋を火にかけたまますっかり忘れてしまったのだ。
部屋の掃除をしたり、実家に電話したり、
なんだか暑いなあ、と扇風機をクローゼットの奥から取り出して組み立てたり。
気づいた時には部屋が煙ったくて湿度が高くなっていた。
「そろそろご飯が炊けるかなあ?」とキッチンに行ってびっくり。
白い煙が充満していて、何も見えなかった。
一瞬のパニック。事態が理解できないまま電気を消した。
頭の中には暗闇に煌々と光る火の景色があった。
けれど実際は何もなかった。
慌てて電気をつけて、それでもまだ煙の原因に思い当たらず、
数秒首をかしげたあとようやくコンロに放ったらかした煮物にたどり着いた。
爆発したりして・・・と気になったけれど、
そんなこと言っていられないので、近寄って火を止めた。
換気扇を回す。窓を開ける。それでも一面真っ白で何も見えない。
しばらくしてようやく真っ黒に炭化した煮物と、
取っ手の根元まで燃えてしまった雪平鍋を発見。
気分のよかった休日に水を差された気分。
それにしても我が家、あんなに煙が出てたのに、
火災報知気ってないのかしら?

そして今朝。
出張準備は事前にしてあったのだけれど、
お財布だけがなぜかカバンに入っていなかった。
駅で気づいて取りに戻った。
なんとか特急列車の時間には間に合ったけれど、
走りすぎて気分が悪くなった。

そして仕事。
細かなミスを連発し、あんまり調子良くないなと感じていた矢先、
オラクルから音沙汰なしになってしまった。
やばっ、デッドロックかけちゃったかな。
セッション切ろうっと。
と思った時にはもう遅く、サーバーがダウン。
その直前にディスク系のエラーが表示され、ハード障害の模様。

自力では如何ともしがたく、アーキテクチャチームに電話連絡をとりながら、
復旧まで結局4時間近くかかった。

予定していた作業を完了することもできなかったし、
ロシア戦が見たくてウズウズしてるお客さんは帰りたがって機嫌が悪いし、
どうにもよくない雰囲気だった。

でも何よりもいけなかったのは、
私が彼のことをしきりに思い出してしまったことなのだろう。

だって丁度一年前が、私と彼が同棲を始めた日だったから。
丸1年ももたないなんて。

あの一緒に住み始めた日の幸せな気分がとても遠くて、
気もそぞろになってしまった。

全て終わったこと。




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