今まで遊んでたツケを返すかのごとく、 怒涛の仕事っぷりを見せたら、さすがに息が切れた。
毎日朝9時から夜中3時まで働く、というのは、 1週間が限度だな〜。
諸所の仕事絡みの理由があり、 旅行を9月末から10月後半へ延期した。 中止にしないところが強情だ。 だけど、こんだけ働いたんだから、 ご褒美くらいもらって当然だと思う。
私は決してワーカホリックではないのだから。
S君は私の出張先まで何度も電話してきて、 そして「終わった」という報告をしてきた。
”慰めて欲しい子ちゃん”のS君は、 仕事中だという私の携帯を10分おきに鳴らし(当然無視)、 挙句の果ては「これから出張先まで車で行くから場所教えて」 というメールを連打してくる始末。
どうしてこの人はこんなにも開けっぴろげなのだろう。
私は、私だって、別れた彼のことを未だ独りで抱えているのに。 ひっそりと。しっかりと。
なかなか消えてくれない影を見つめているのに。
彼のことが好きだった。 今も多分好き。あの頃の彼が。 それはもう現実ではなく、執着でしかないのだけれど。
彼が死んでくれればすっきりすると思う。 ひどい言い草だけど本音。
そうしたら諦められるのに。
あんなに私を好きでいてくれたあの人は、 最後には「もう好きじゃなくなったから別れてください」と言った。 (まあ文字通り私が言わせたんだけど)
だからもう、彼を想っても私にはいいことなんて何もないのに。
泣くだけ無駄なのに。
そうして眠れない夜を抱えているのに。
甘えんなS!
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