蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




ワイドショーという言葉自体が不思議だ。
2003年02月17日(月)
なぜテレビ、特にワイドショー関係の人々は、
こぞって、ああも「北朝鮮」を取り上げるんだろうか。

脅威なのはもうわかった。
あの国の内情がもうきゅうきゅうなのもよーくわかったよ。
それでも尚、
どこからともなく「脱北者」を見つけてきちゃ、
やれ食糧事情がどうのこうの、
やれ「喜び組み」がうんぬんかんぬん。

挙句に北朝鮮のテレビ番組を垂れ流しにして、
「仰天!これが北朝鮮の祝賀番組」だぁ。
って、お前らの姿勢が仰天だよ。
あの馬鹿げた番組に対して、
一見、真摯な姿勢で受け取っているような顔して、
実は語尾に「(ぷ」って付けてんだろ。
陰でせせら笑ってんじゃないよ。
公共の電波で「2ch風味」を流すのはやめて下さい。

オウムの時にしたってそうだったけど、
常識では考えられない「状況」を見せられることに、
視聴者がいつまでも喰らいついているとは思えない。
テレビ的に考えたって当然飽きが来るはずだし。
僕らは次の展開・対策が知りたいんだ。
「ほぅら、あの人達ってこんな変なことやってんだよぅ」
って何度も言われてりゃ、
段々胸焼けがしてくんだよ…。

そんなことより、
どうやったら彼らとうまくやっていけるのか、
何をしたら我々にメリットがあるのか、
そこんとこを知りたいんだと思うんだがなぁ。
それはすごく難しい問題なんだろうけど、
せめてその問題に取り組もうとする姿勢が見たい。
それも「テレビ」という
マス・メディアの意義の一つだと思うんだけどなぁ…。

いやいや、
どっかの大学教授を連れてきて、
「キム将軍の第2夫人が…」とか言わせるんじゃなくだね。




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