歌、ダンス、演出、構成と、一年の中で「ショー」という要素で一番満足できる日がこの日です。基本的にバランスが良いのです。 (選曲だけが少々難アリ…いや、歌詞ヌケもかなり問題) 今年の目玉はビデオ映像(敦啓)との掛け合い&デュエット。シナリオなのに不自然さがまるでないのは、さすが長年の相方。 最も良かったのは「十六夜物語」着物風の羽根付上着を羽織り、女性ダンサーと絡みながら、且つ、可動式セリ6台を迷宮に見立て、迷い込んだ2組のダンサーをバックに歌い踊る(?)〜という演出が一番凝っていたかしら? 既出で評判の良かったものを再びということで、タップと手話。手話は、まるで手が歌っているかのように見えるんですよ。バレエダンサーのマイムに、決して劣らない表現力が素晴らしい。 宝の持ち腐れにならないよう、来年も仕事に恵まれますようにと、祈らずにはいられない私でした。
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