冬場はすっかり通勤電車を仮眠場所としていた私ですが、さすがに最近になって本を読まなくてはと思い始めました。 自分で文章を書いていると、もう「話」以前に描写能力が皆無になっているのがわかって哀しいんですよ。(もちろん昔は備わっていたとは言えないんですが。) 以前、友人数人と話していたときに、書くときに「頭の中の映像を文章化」するのか「頭に浮かんだ文章」を書き留めるのか、という話題になりまして、私は概ね前者でしたが、書きなれてた人は後者の方が多かったのでした。 ときおり、後者がナレーションのように湧いていたんですが、それも今ではほとんどなくなってしまいました。むしろ、シナリオ形式?セリフとト書きが浮かぶだけです。 さらに本を読んでいないので、語彙が貧困に…。記憶の引き出しに穴が開いているようです(苦笑) 映画「lielielie」の中で、「自分が打った写植文字が頭の中に蓄積されて無意識に(本人望まないのに)物語を作る」というところがありまして、それがとても羨ましく思いましたね。せめて自分の中に、多くの言葉を取り入れたいものです。(例え消化しきれなくても)
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