3月もわりと少なめです。朝も帰りも電車の中で寝てしまいます。 予約可能件数がいっぱいになってしまったので、予約待ち状態が続いたせいもあるかも。
『インシテミル』米澤穂信 時給11万2000円のバイトに集まった人間が、より多くの報酬を得るために殺人を犯していく話。読んだ時には映画が公開してたので、若手はそのキャストで変換して読めました。結城視点のせいか、須和名の行動が気になって仕方なく、ラストでああ〜となります。 数字が苦手な私には、報酬設定が複雑で覚えきれなかった。
『屍鬼』小野不由美 アニメを観たらまた読みたくなりました。アニメ(漫画)とは展開が違うんですよね。本の方が救いがない。本当にまったくない。村人のその後の人生に触れてるあたりもちょっと辛い。 徹と夏野の葛藤が、何度読んでも一番ドキドキします。後半で屍鬼化した律子の割り切り方も好き。 『マリアビートル』伊坂幸太郎 檸檬と蜜柑のやりとりが可愛くて、トーマスを観たくなってしまいました。王子が怖いです。最初から最後にどうなったのかまで、全部怖い…。 老夫婦が、とても良い味で、この家族はこれからも大丈夫だと思えます。 七尾は鈴木先生に癒してもらうと良いよ。 暗殺屋の言った「あんたのお気に入りは死ぬ」というセリフが、いつまでも印象に残ってます。
『プラチナデータ』東野圭吾 DNA検索システムの構築をテーマにした話。初めはちょっと退屈でしたが(システムの説明とか;)、二重人格、数学の天才、謎の美少女と、登場人物設定の幅が広がるにつれ面白くなって行きました。
『白銀ジャック』東野圭吾 スキー場に爆弾が仕掛けられる脅迫話。斜面での犯人との攻防が面白かったです。オチもとてもすっきりしていて、映画とかに向いてそう。ボード組が好きです。
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