GENは茶々となかよしです。 いつも、「いっぴきは女の子でよかった〜」とか、 「おにいちゃんは茶々がいちばんすきやけんね〜」とか、 (注:このセリフはほかの仔たちにも当然使われているけど) 「そうかそうか、茶々はおにいちゃんに会いたかったんか」とか、 「茶々は愛娘やけんねっ」とか、 「茶がいなくなったらいちばん泣くかもしれん〜」とか、 …べたべたです。
茶のチャームポイントを第三者?…まあ当事者ではないからいいとしよう、 第三者のにしやまが分析します。 ・茶々は、からだがほそい。今は700gないかもしれない。 →かよわい体なのに、気が強いところがGENはかわいくてしかたないようだ。 どんどん闘え!と思っているにちがいない。 ・茶々は、身軽。 →よくケージの壁面にはりついている。兄弟より奇妙な行動を とる点が、珍しいもの好きのGENのツボにはまっているのであろう。 ・茶々は、ぶちゃちゃ。 →ほかの仔のようにひと目で「可憐…♪」という顔をしていない点が、 GENに不憫さをさそうのであろう。 ベビーのころは、ベビーなのに、爬虫類のようでかわいくなかった。 ・茶は、ものを運ぶ。 →いたちはみんなものを運ぶが、茶々の運び方には特徴がある。 GENが手にもっているものを、ちゃんとたっちしてくわえ、 そして宝物置き場にたたたっと運んでいき、また戻ってくる。 そのたっちしてくわえるさまが、他の兄弟たちのように乱暴でなく、 奥ゆかしく「いただかせていただきます」という雰囲気なので、 GENをたいへんよろこばせていると思われる。 ・茶々は、GENの顔をよくなめる。 →この点が決定的なのであろう。茶々はGENの脂ギッシュな顔を、 うれしそうに、小さな舌でぺろぺろ舐める。やさしく舐める。 カミオーも同じく顔をなめるが、くまの舌はざらざらの上、 力が強いので、角質が削り取られているような痛みを伴うのである。 この顔なめは、通常茶々とカミオーしか行わない。 ジョとトトは手をつきだして拒否し、コロはよそをむき、 バモは鼻を噛むからである。 GENはいつも帰宅するなり茶をだきあげて、顔なめスキンシップを している。しあわせそうである。
…というふうに、やっぱり仕草や動きがおんなのこらしい、茶々なのでした。 そんな茶に、GENはぞっこんなのでした。 おしあわせに〜。
|