今年もやってまいりました! ブルーベリーの収穫期です
畑のオーナーさんのおはなしですと 早生だそうで・・・ 収穫期が長い事がわかります
またまた台風を気にしながら それでもとてもいいお天気に恵まれ 日焼対策にあれこれ悩みました 今年のなり具合はどうでしょう・・・・ おおおおっ!! なってるなってる!! おおきな実が葡萄のようです ブルーベリーを葡萄に例るのもおかしいかしら・・・ 味も甘酸っぱくて 満足のいく物ばかり さぁ〜〜とるぞぉ〜〜〜 強い陽射しが容赦なく照り付けます 熱射病になりそう・・・ 早くとって帰るとしましょう
平たくて丸い実は 1.5センチほどのものもあり 水分もたっぷり含んでいて とても美味しいです
籠をいっぱいにして 手作りのミントアイスをいただき その場をはなれました
お昼までには時間があり もう少し山の奥に入りました 「夕日の滝」という名所があると聞き 途中から歩いて入ります 川原には キャンプを楽しむ子供たちの団体で 賑わいます いったい滝は・・・何処? リーダー格の青年に尋ねて もう少し山を進みます あたりはひんやりと 湿った空気 一歩森に入ると 子供たちの賑やかな声は かき消され 苔むした岩がゴロゴロとして 木々の根が 岩をよけるように隆起しています 森の神様でも来るのかしら・・・ そんなことを考え前を見ると ・・・・滝です! 10メートルほどの高さから 岩を分けるようにして 5メートルほどの巾で落ちています まわりは木に囲まれて 滝壷を囲むように 岩があたりを守っていました すごく綺麗・・・ 滝壷の深さをものがたる様な水のみどり 水の落ちた先には おおきな岩が 何年も叩きつけられてそこにいるのでしょう 時々吹き付ける風が 私にしぶきを運び 顔を濡らします
幾年も 打たれし体 隆々と 夕日の滝に 挑む大岩
滝壷で打たれていた岩を見て なぜか応援したくなりました 何百年も打たれつづけ 今日もまた 明日からまた何百年・・・ 気が遠くなります
この滝・・・名前のとおり 夕日を浴びると とても美しいそうです 見たいぁ・・・ 夕日を見るということは あたりがすぐに暗くなるのよね・・・ ここは暗くなると 神様が来るから 叱られそうだな・・・ お腹のあたりが この滝の夕刻を想像して ウズウズと怖がるのです
想像してみました 夕日があたり キラキラ キラキラ 水が輝き しぶきを風が運んで ふわぁっと 虹が出るのです きっと・・・そんな美しい光景を見たら 涙腺が緩んでしまいそうですよね 留めて置けない光景 心にしか残せないもの そういうもののひとつ・・・
森を抜けて 子供たちの賑やかな声が戻り 暖かい空気に触れ 私たちの世界に戻ってきました
川
水の音に誘われて
川に入る
「いい音・・・話し掛けてくれるのね」 優しく歓迎されたかと思い
足を入れると
冷たさに息をのんだ
戸惑う私を いたずらそうに見つめ
微笑む水
すぐに柔らかく私の素足を包み込み
水の中へと導いてくれた
「・・・・ありがとう
少しお邪魔させて・・・」
川は 遠慮がちに水を踏む私と
しばらく遊んでくれた
キラキラ キラキラ
私に笑いかけながら
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