いっしょくんの日記

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なんとなく 読んで下さいね。

2002年08月06日(火)  初島

 私の兄は 車のセールスをしている

 職業柄 あらゆる種類の゛サービス券゛が
 手に入る
 プールだったり 食事だったり・・・・
 今回は ホテルの宿泊券!
 誰もが初めての地 初島だった
 両親の所へ「4人まで行けるぞー」 と
 持ってきたらしい
 ありがたいことに 我家が候補にあがった
 自慢ではないが 貧しく慎ましく!?生活しているので
 そんな豪華な話も考えも
 持ったことがなかった
 交通費だってかかる お土産も多少は買うだろう
 と すると・・・ちょっと厳しいかな と思い
 断わった またまたありがたいことに
 父が多少は助けるから 一緒に行こうと誘ってくれた
 ・・・いつまで臑をかじるかな・・・
 かわいげのない私のこと 申し訳ないからいい・・・
 と ボソボソ言いつつ 父に押され 甘える事にした
 「ありがとう・・・ごめんね」
 
 一緒に行くとなると 父は嬉しそうに何度も何度も
 電話にファックスにと 連絡をとってくる
 「泊まるホテルは 以前首脳会談で
  エリツィンさんと橋本さんが使った所らしいぞ
  大統領が寝た部屋みたいだぞ すごいなぁ」
 もぅ・・・父は頭の中がてんてこまい・・・
 母に 父は酔っているのか尋ねると
 「お兄さんの気持ちとあなたと行ける事が
  嬉しくてしょうがないみたいよ」
 母の声も 嬉しそうだ

 祖父が2年前96歳で亡くなり 祖母が88歳で健在・・・
 両親には 旅行のチャンスが幾度かあったが 
 置いてはでられないと 諦めてきた
 どうしても仕事での旅行の時は
 私が鍵を預かり 時々様子を見に行った
 その私も同行する・・・
 今回の様なことは 初めてだった
 夜の様子見は兄に任せることにした

 花火の時といい 今回のことといい
 兄はすっかり株が上がった
 ぶっきらぼうで お高くとまっているところがある兄
 やることはいつも優しい・・・

 高級ホテルなんて 何年ぶりかしら
 両親の臑をかじる申し訳なさが次第に薄れて
 旅先への期待感に変わりつつある
 ・・・単純で・・・ごめんなさい・・・

 この際だから 思いっきり楽しんで
 素敵な想い出を作りたい
 


      
     恩義
      


    母に問う


    返しきれない

    親にしてもらったこと

    人にしてもらったこと

   
    返すものではない

    そう思うのであったら

    子供にするように

    他の人にするように


    それはまた 

    子供がその子供に

    人から人に

 
    想いは絶えることなく

    続いていくから


    そう 答えてくれた 


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