手話クラブも今日で今年度最後になりました
指文字でしりとりをしました だいぶ読み取りの力がついていて ほぼわかるようです 自分で表すのは苦手な子が多く 指文字カードにかじりついていましたが 頑張る気持ちがいっぱいで 長い言葉に挑戦していました 1年ものお付き合いとなると 子供もなついてくれて 今まで遠慮していたのか 最後に質問がたくさん出てきました (この子はこんな風に考えていたのか) と 少し驚く場面もありましたが 最後ですから 丁寧に 後で疑問が残らないように 私も頑張って答えてきました 「聞こえない人たちってなんかかわいそう」 と つぶやく子 『聞こえる人から考えて 聞こえないということは とても不便に思うよね でも 聞こえない人は ≪聞こえないことは不便でも 不幸ではない≫ っていつも言っているよ』 「えええっ 聞こえない人に聞いたの?」 『うん!』 「そうなんだぁ」 ちょっと複雑な顔でした 『みんなも 聴覚障害の人とお話ししてね みんなと違うところは 聞こえないって言うことだけだって わかると思うから』 「えええ 無理ぃーーー」
これから先 この子達が手話を続けるかどうかわかりません もしかしたら 私のせいで 手話はしたくないと 思う子もいるかもしれないです でも いつか 「みたことある」「やったことある」 と 取り掛かりやすい気持ちになることがあったら それだけで嬉しいかな 興味関心を持って 手話クラブを選んだことは 嬉しいことです
なによりも 同じ時間と場所を共有した喜びは 私にとって大きいものでした
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