いっしょくんの日記

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2005年03月23日(水)  本番

 
 卒業式でしたよ

 上の娘は主役
 下の娘は贈る言葉を間違えないかと
 どちらも緊張した朝でした
 娘の小学校は 運動会にしても学習発表会にしても
 演出がとても楽しくよくできています
 
 卒業式は舞台に向って右が1組左が2組の父兄が座ります
 その前を同じように左右に在校生が座ります
 卒業生はそれぞれのクラスの父兄の前を
 ゆっくり落ち着いて歩いてきます
 あ・・・娘
 私に気付き笑顔を隠すように口をもごもごさせて
 歩いてきます 私の前を通り過ぎると
 私の涙腺は緩んでしまいました
 卒業証書をいただきまた父兄の前を通ります
 よく考えられたもので
 何度も我が子の姿を目の当たりにできるようになっています
 市議会や教育委員 市長代理の祝辞をいただき
 いよいよ緊張の「よびかけ」です
 学校自慢じゃないですが
 この小学校は授業の終わりと開始にチャイムがなりません
 みんなが時計を見て動くのです
 そんな方針ですから
 呼びかけの開始も5年生の男の子の
 一声からスタートします
 卒業生が入場するときも
 「卒業生のお兄さんおねえさんが入場いたします」
 と 5年生が言っていました
 呼びかけはものすごく長いものなのに
 呼吸が乱れないことに気がつきました
 後で聞くと 先生が呼吸を覚えさせるのに
 「おにいさん(パン)おねえさん(パン)」
 といった具合に合いの手を入れていくのだそうです
 みんなが心の中で(パンパン)(パン)と
 呼吸を入れていたのです
 リズム感や間の取り方が上手いはずですよね
 呼びかけの間に低学年5年生卒業生の思い入れの曲を 
 それぞれ歌い 呼びかけ 歌 呼びかけ 歌 と進んでいきます
 とても感動的でした
 学校自慢その2ですが・・・
 この小学校は「起立」「礼」「着席」といった号令もありません
 中学の説明会で「礼っ!!」の掛け声に
 この小学校の親子が飛び上がってしまったものです
 娘に聞いたところによると
 「先生が頭を下げるのと同じに下げるように言われてる
  このくらいかたむいた頃に頭を下げるとちょうどいいの」
 と 手のひらを使って説明してくれましたが
 1年生のうちからそれが当たり前になっていて
 誰もしてない子がいないのです
 式が始まる前は思い切りがやがやしていましたが
 始まったらぱったりと静粛になる姿にも
 いつものことながら感心させられます
 細かいことですが 大切なことだなと気付かされます
 そういう面でも 躾られたことに感謝です
 
 下の娘がこの日を迎えるのにあと5年です
 その時の私はどんな心境なのでしょう
  


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