いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2005年03月30日(水)  受容

 担当YさんのとなりにすむNさん
 2人とも精神病です
 Yさんは95歳 Nさんは84歳です
 Yさんは裕福に暮らしてきて
 今も4人の子供さんたちはそれぞれに成功して
 なに不自由なく贅沢に暮らしています
 Nさんは結婚歴がなく弟さんの収入だけで
 ここで生活をしているので
 余裕があるわけではないようです
 働き詰めで今があるNさんからみたら
 働かずに奥様をしてきたYさんは
 どんな風に見えるのでしょう
 NさんはことあるごとにYさんのあげあしを取り
 馬鹿にして 下に見る事で自分を保っているところがあります
 今までお高いところにとまっていたYさんにとって
 それはとても屈辱的なことで
 時には我を忘れるほど悔しがります
 
 ヘルパーには 喧嘩をするほど仲がいいと思われています
 YさんがNさんの突然の中傷や
 Nさんの勝手な思い込みによる物盗りに
 たまりかねてヘルパーに訴えると
 ヘルパーはNさんに注意し
 Nさんが血相を変えて「言いつけ口をした」と
 Yさんを怒鳴りつけに入り込んできます
 言うに言えなくなってしまったYさん
 泣き寝入りをするしかないのか・・・というところです
 持ち上げないと機嫌が悪いNさん
 機嫌が悪いと人をこけ落とすNさん
 Yさんにも非があることを認めて
 それでもそれ以上に非情なNさんの仕打ちを
 受け入れていくしかないことを
 Yさんと話し合いました
 「あれでもいいところもある」というYさん
 『それは私もそう思うよ でも口は悪い』
 実際私も よく怒鳴られます
 Yさんばかり特別扱いをするから・・・
 でもYさんに雇われているからそれは当たり前なのですが
 それが納得いかないのでしょうね

 機嫌が悪いときは口が悪くなる
 私も嫌味を言われ怒鳴られていること
 逆に機嫌がいいときもあること
 こういうNさんという人を「こういう人だ」と
 受け入れましょう
 本来なら受容されるのはYさん本人なのに
 なんだかおかしなことになってしまいました
 もしも・・・この状況を利用するならば
 Yさんと共に「Nさんを受け入れる」ということで
 Yさんに客観視する目が養われて
 ロールプレイイングでYさんが自分の症状を
 軽くすることができたら
 人付き合いによる治療効果ができたら
 Nさんの存在も上手く利用できるでしょう

 「Yさんを理解するには まずNさんを知ることから」
 今の私の結論です

 
 
 


 < 過去  INDEX  未来 >


いっしょくん [MAIL]

My追加